Pagesとは?
モバイルデバイスのためにApple社が開発した文書作成アプリになります。
一般的に文書作成アプリと言えばMicrosoft社のWordをイメージする方が多いのではないでしょうか。Wordの方がビジネスツールとして名高いため、ユーザー数も多く操作の慣れから使いやすいと感じている方も多いと思います。
まずはPagesとWordの特徴を以下の通り纏めてみました。
Pages | Microsoft Word | |
費 用 | 無 償 | 無 償 ※ ※10.1インチ以下の端末の画面のみ |
特 徴 | ⭕️ デザイン性重視 ⭕️ Apple Pencilが利用可能 ⭕️ Wordファイルへ書き出し可 |
⭕️ ユーザーが多いので馴染みやすい ⭕️ 文書作成重視 ✖️ Apple Pencilが利用不可 (Word Onlineの場合) ✖️ Pagesファイルへ書き出し不可 |
意外にもPagesのメリットが多いことが分かります。またApple社製品にデフォルトでインストールされているので、直感的に編集作業を行いやすいというのも特徴です。
ということで今回は、Pages(iPadユーザー向け)の基本的な操作方法を紹介します。なぜ、iPad向けかと言いますと、解説しているページが少ないからです。
Contents
Pagesの使い方
新規作成
Pagesを起動するとPagesの最近使った項目という画面が表示されますので、右上の+ボタンをクリックしましょう。テンプレート一覧画面が表示されますので、利用したいテンプレートをクリックすることで文書作成画面へとうつります。新規で作成する場合は、空白のテンプレートをクリックしてください。


Pages編集画面
テンプレート選択後、編集画面が表示されます。編集は画面の上部のアイコンから選択します。

文字を編集する
文字を編集するのは、文字にカーソルを合わせた状態で上部タブの「編集」をクリックすると編集内容が表示されます。

テキストボックス内の文字を編集をする場合、「編集」をクリックすることで「スタイル」、「テキスト」、「配置」から選択ができます。

グラフや図形、画像を編集する
表を挿入する
「挿入」の中にある「表」をクリックします。
また、表はダブルクリックすることで編集することができます。

グラフを挿入する
「挿入」の中にある「グラフ」をクリックします。また、グラフを選択し「編集」をクリックすることで、データや系列を編集することができます。

図形を挿入する
「挿入」の中にある「図形」をクリックします。また、図形を選択し「編集」をクリックすることで、塗りつぶしや枠線を編集することができます。

画像を挿入する
「挿入」の中にある「写真」をクリックします。
また、写真を選択し「編集」をクリックすることで、枠線や反転をすることができます。
ちなみにトリミングはメニューバーからではなく写真をダブルクリックします。

ファイルの保存の書き出しの方法
Pagesでは、作業中に書類が自動的に保存されるため保存ボタンはありません。書類の名称は、書類の上部にある「書類の名前」をタップしてから「名称変更」をタップします。
Pagesは様々な形式に書き出すことができます。やり方は「詳細」を選択し、「書き出し」から好きな形式で保存してください。

最後に
慣れてしまうと、いつも通りに行動することが無難だよねって、日常生活で体験している方も多いはずです。アプリも同じで、いつも使っているソフトが慣れているからいいや~で身近に良いものがあることに気づかず何気ない日々を過ごしている方も多いはずです。
まずは騙されたと思ってPagesを使ってみてください。
こういった小さな第一歩の積み重ねが、皆さんの視野を広げより豊かな人生に繋がればと思います。