DJをやってみたい!でもDJをはじめるにはまず機材が必要になります。機材の費用は安くはありませんし、部屋の収納スペースも取るので簡単に購入とはいかないですよね。
実はみなさんがお持ちのスマートフォンやタブレットなどのデバイスで簡単にDJができちゃうんです。それが今回ご紹介するdjayアプリです。準備するのはみなさんのお持ちのデバイスにdjayのアプリをインストールして頂くだけですのですぐに始められます。
ここではdjayアプリの簡単な使い方を説明します。超初心者向ですので、現役のDJの方やすでにdjayをインストールされている方は物足りないかもしれません。
今日からあなたもDJの仲間入りです。
djayとは
djayとはみなさんがお持ちのデバイスに保存してある曲を使ってDJが体験できるアプリです。OSはiOS/Android 共に対応してありデバイスはスマホ、タブレット、PCいずれからも利用できます。
djayでおもにできることは「楽曲の再生とMix」、「楽曲の録音」、「楽曲の書き出し」になります。
djayを使ってみよう!
djayの基本操作ボタンの説明
djayアプリを起動していただくと以下の画面が表示されます。
※画面はデバイスによって異なります。写真はiPadの画面になります。
それぞれの操作ボタンの機能は以下の通りです。
操作ボタンについて
- 選曲: デバイスに保存してある曲を呼び出します。
- 再生: 選曲した曲を再生します。
- クロスフェーダー: 左右の曲の音量を調整します。
- BPM: 曲のBPMを調整します。
- Syn: 左右の曲のBPMを合わせます。
- 設定: 音源の録音や書き出しなどができます。
操作画面を見てあらためて実感したのが、実際のDJ機材とほぼ同じことが体験できるということです。つまりこのアプリでDJプレイがしっかりできれば現場でも十分通用すると思います。
DJ Mixを体験してみよう!
ここではdjayアプリを初めて利用する方を対象に簡単なMixの方法を説明します。ここでは右のレコードをから再生し、左のレコードの再生に切り替える操作を例に挙げます。
操作の順番は全部で5ステップで ①選曲、②右の曲を再生、③シンクロ、 ④左の曲を再生、⑤Mixになります。それぞれ簡単に説明していきます。(丸数字は下の画面キャプチャーと対応してます。)
※DJ Mixにはいくつか方法がありdjayも対応しておりますが、今回は初心者向けの内容になりますので、クロスフェーダーを利用した簡単なMixを説明します。
①選曲
選曲は①ボタンを押すとデバイスに保存してある楽曲リスト一覧が表示されるので流したい曲を選びます。左右それぞれ選択しましょう。この時点ではまだ曲の再生はしていない状態です。
②右の曲を再生
右の曲を再生してみましょう!とその前にクロスフェーダーが右になっていることを確認してから再生ボタンを押してください。クロスフェーダーは音を出力する方に配置しております。最右もしくは最左にある場合は片方の曲しか流れません。真ん中にある場合は両方の曲が流れます。
③シンクロ
2つの曲のBPMを合わせます。これをシンクロすると言います。BPMはBeats Per Minuteの略で1分間の拍数のことで、楽曲の速さを表し、テンポと言ったりもします。本来のDJは自分で2つの曲のBPMをピッチコントローラー(左右の縦長のツマミ)で調節しておりますが、djayではsyncボタンが付いておりボタン一つでBPMを合わせることができます。
④左の曲を再生
左の曲を再生してみましょう。左側の再生ボタンです。この時はクロスフェーダーは右にあるので、再生ボタンを押しても左の曲は聞こえません。
⑤Mix
最後にMixです。クロスフェーダーを使って右から左へずらしてみましょう。少しずつ左の曲が聞こえてきます。
クロスフェーダーが最左に移動できたらMixは完了です。
最後に
いかがでしたでしょうか。予想以上に簡単にMIXできたのではないでしょうか。今回は超初心編ということで、単純に曲を入れ替えるだけの説明でしたが、実際のDJはMixの前に次の曲をモニタリングしたり、曲のどのタイミングでMixするかその場で考えてます。
もちろんdjayでこれらの操作をすることもできますが、別の機会に説明します。
まずはアプリに触れて頂いてDJて楽しいなと感じて頂けたらうれしいです。